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保護犬の譲渡会、申し込みから決定までの流れでも触れましたが、マロンは譲渡時、肋骨が触れるくらい痩せていました。ライフステージ(子犬・成犬・シニア)や、持病などの理由から、フードの見直しを考える方も多いのではないかと思います。今回は、そんなマロンのフードを切り替えたときの手順と、実際に試した商品について書いておきます。
切り替えのきっかけ
譲渡時、保護団体で使われていたフードには、特に問題はありませんでした。しばらくは、そのまま同じものを使い続けていました。
そのころに訪れた梅園です。季節が過ぎていく中でも、マロンの体重はなかなか増えませんでした。なかなか体重が増えないマロンに、もっと合ったフードがあるかもしれないと思い、あらためて探し直してみることにしました。栄養価が高く、なおかつある程度のカサ(量)を食べられるフードを、という基準で探し始めました。
フードを選ぶときに気をつけたこと
犬用フードの種類が多いことは知っていましたが、実際に探し始めると、想像していた以上に選択肢がありました。パッケージや広告文だけでは違いが分かりにくいため、原材料表示の欄を見て、何が主原料になっているか、添加物がどの程度使われているかを、ひとつずつ確認するようにしました。ドッグフードに関しては、欧米のほうが研究や情報の蓄積が進んでいる面もあるため、国内のレビューだけでなく、海外のサイトに掲載されている情報もあわせて参考にしました。価格だけで選ばず、こうした情報を一通り確認したうえで、候補を絞り込んでいきました。
候補として試したフード
ネットのレビューや商品説明をいくつか確認し、最終的に次の2種類を試すことにしました。いずれもレティシアン社の商品です。
モグワンドッグフード チキン&サーモンは、新鮮なチキンとサーモンを合わせて50%以上使用し、トマトやアスパラガス、リンゴ、クランベリーなどの野菜・フルーツをバランスよくブレンドした、手作り食のレシピをもとに開発されたフードだそうです。「食いつき」と「健康」の両立をコンセプトにしている点が、選んだ理由のひとつでした。
アランズナチュラルドッグフード ラムは、グラスフェッドのラム肉を主体にした、グレインフリー(穀物不使用)のフードです。厳選した原材料だけを使ったシンプルなレシピで、消化・吸収に配慮した生ラム肉を使用しているという説明にも、安心感がありました。
実際にどちらが合うかは、食べさせてみないと分からないと思い、2種類とも取り寄せることにしました。
切り替えの方法
フードの切り替えは、それまで使っていたフードに、新しいフードを少しずつ混ぜる割合を増やしていく方法で進めました。獣医療の分野でも、急にフードを変えるとお腹がゆるくなることがあるため、こうした段階的な切り替えが一般的に案内されています。目安としては、最初の数日は新しいフードを2〜3割程度混ぜるところから始め、数日おきに割合を増やしていき、1〜2週間ほどかけて、最終的にすべて新しいフードに置き換える、という進め方が一般的なようです。うちの場合も、この目安を参考にしながら、便の状態を見て、緩くなるようであれば切り替えのペースを緩め、問題がなければ少しずつ割合を増やす、という形で進めました。
結果
モグワン、アランズ、どちらのフードに切り替えたときも、便が緩くなるといった大きな問題は起きませんでした。両方とも問題なく食べてくれましたが、お皿を空にするまでの早さや、食いつく勢いを見比べると、アランズのほうがやや反応がよく、最終的には「アランズナチュラルドッグフード ラム」に決めました。
同じように栄養価が高いとうたわれているフードでも、実際にどちらを好んで食べるかは、その子次第という部分が大きいようです。パッケージや原材料の説明だけでは分からないことも多く、実際に試してみて初めて分かったことでした。痩せていたマロンも、フードを切り替えてからは、少しずつ体つきがしっかりしてきたように思います。
今は、正式譲渡から何年も経ちましたが、アランズナチュラルドッグフードを使い続けています。体調に大きな変化がないこともあり、無理に別のフードへ切り替える必要は感じていません。フードの切り替えを検討している方は、便の様子を見ながら、少しずつ試してみることをおすすめします。